6月5日の午前中に塩谷町に国が作ろうとしている放射性廃棄物の最終処分場予定地の現状を見に行きました。

見形町長や船山県議、処分場反対同盟の君島会長、和気事務局長も同行してくれました。
田植えを終え稲が並ぶ田園、風に草がなびく町営牧場、輝く緑の森、そうした美しい風景を車窓に眺めながら高原山の麓の最終処分場予定地に入りました。

そこで見たのは、去年の秋の豪雨で崩れたままの山や川岸、そして倒木でした。「荒川」の名前の通り、この地区の川は昔から荒れることが多く、山も崩れやすいということです。

実施に崩れた川岸を見ると、火山灰の層の上に、崩れてきた土砂の堆積層が積もっていました。すごく崩壊しやすい地質であることが一見して分かります。しかも、高原山は活火山です。

この地に最終処分場を作るのは、改めて「無理だ」と感じました。

処分場問題は、塩谷だけの問題ではない。塩谷だけの問題にしてはいけないのです。

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