3月29日午前0時、安全保障関連法が施行されました。

怖いのは私だけですか?今日を迎えたくなかったのは私だけでしょうか?

安保法により、戦後70年の平和を支えてきた憲法の平和主義、専守防衛の理念は否定されました。

「集団的自衛権」に基づき、日本が「存立危機事態」であれば、日本から遠く離れた外国でも、アメリカなどとともに一緒に軍事行動を起こすことが可能になり、日本は自国が攻撃されていなくても、外国を攻撃する国になったのです。

「集団的自衛権」ではなく「一体的攻撃権」とでも呼ぶべきものです。この法律は平和と国際協調を基本理念とする日本国憲法に明らかに違反していますし、反対する国民の声も無視されました。民主主義までも失われています。

また、この法律は、現実的にも愚かなものです。

法律があることを前提に、例えばアメリカがイスラム国を攻撃することを求めてきた場合、日本の現政権が断ることができるとは思えません。

「後方支援」というごまかしの言葉のもとで武器弾薬を供給すれば、それは相手への日本からの先制攻撃となります。日本は未来にわたる憎しみを買い、日本国内でもテロが起きる可能性が高まります。

テロはどんな理由であれ、許されることではありません。しかし、テロを武力でなくすことはできません。アメリカ自身、アフガニスタンでもイラクでも、テロを封じ込めることはできていないのです。終わりの無いテロとの闘いに、日本も巻き込まれることになる、それでいいのでしょうか。

私は、子供たちや孫たちの世代にまで、「テロと闘い続けろ」と言えません。攻撃されていないのに外国と戦う国にしたくはありません。

安保法を廃案にしなければなりません。安保法が施行された本日、3月29日は廃案への再度のスタートの日です。

誰ひとりとして戦争には行かせない。

この思い、私は譲れない。譲らない。

ぜひ、立ち上がってください!ご一緒に!