久しぶりの投稿です。このところ暑い日が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか。

一時投稿をお休みしていましたが、また随時、私の感じたことや考えを、お伝えしていきたいと思います。

8月12日の今日は、佐野市の安藤勇寿「少年の日」美術館に初めて伺いました。佐野市内北西部の山あいにあるすごく素敵な美術館です。様々な雑木を自然な形で育てた木立の中に立っていて、前には川が流れ、多くの鳥の姿が中庭で見ることができる、美しい自然の中にあります。

画家の安藤勇寿(あんどうゆうじ)さんは佐野市の旧田沼町のご出身。故郷で過ごした「少年の日」をテーマに、日本の美しいふるさとの風景や暮らしを、油性色鉛筆で描き続けていらっしゃる方です。

作品は、感受性豊かな子供達の心そのままに、文化が生活に息づく良き日本を、緻密でいながらダイナミックに、そして優しく描いています。中には畳3枚ほどもありそうな大きな作品もあり、その前に立つと、まさに私自身が少年の日に戻って作品の世界の中に取り込まれたような気にもなります。

私たちの暮らす日々は愛おしいものだと、「少年の日」は、人生の原点を思い出させてくれます。

子どもが自由に絵を描くスペースもありますし、子どもと同じ視点で、同じ経験や思い出を絵を見ながら話すのも良いですよ!
こんなにも素晴らしい作品が佐野市で制作され、そしてその故郷の風景の中で展示され鑑賞できるなんて、本当に素晴らしいことです。皆様も是非お出かけください。

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