「強い国よりやさしい国へ」
正直、栃木の選挙区で、このことばに出会うことができると思っていませんでした。
原発の事故のあった2011年、その夏から、わたしは友人たちと土や草が足元にある原っぱで定期的に小さなマーケットを開くことを続けています。
水や空気とともにいのちの廻りがあり、緑の大地に平和があります。
子どもたちが安心して健やかに育っていける未来を願い、食と農のあり方を考えて消費行動をしようと開いた場所です。
想いが届きにくい政治の場に期待するよりも、自分たちの行動による変化に
期待しようと思ったのです。
しかし、わたしたちの生活は政治判断で大きくゆさぶられ、原発を抱えながらいつ全てを失ってしまってもおかしくありません。
この国のリーダーになった人たちはそれでも変わらず経済最優先と言い続け、その恐ろしさを知りながら原発を国外に輸出しようとしたり、軍需産業を応援するような政策を進めていきます。
昨年夏、集団的自衛権を認めてしまう安保法制が、異様な空気の中、強行採決されました。
遠い国の出来事だったのでしょうか。
違います。それは、わたしたちの未来を決定していくわたしたちの事件でした。
日々の暮らしでゆっくりと確実に社会を変えられる、それは私たちにできる政治のカタチではありますが、そのスピードでは間に合わないことがたくさんあります。選挙でしかできない意思表示があります。
ようやく栃木に田野辺さんが現れました。
立憲主義、民主主義を守る。
原発は廃炉へ向けて、代替エネルギーへ。
一人ひとりの人権と多様性を守る。
軍事費よりも子育てと福祉を。
安保法制の廃止。
田野辺さんが丁寧に解説し語ってくれた政策は、わたしの願う未来と重なりました。
今あちこちでお話を聞いている多くの方が同じような気持ちになっているのではないかと思います。
わたしは、
やさしい国の国民になりたいです。
やさしいからこその強い心を持ち、子供たちの生きるこれからの世界を想い
立ち上がってくれた田野辺隆男さんを、心から支持し、応援いたします。
ローカル×ビオ×マルシェ 主宰 小山博子(益子町在住)
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