僕は田野辺隆男さんを支持します。

この国が戦後70年にわたって築いてきた平和主義、そして民主主義。
この国のかたちが現政権の異様な暴走によって破壊されようとしています。

選挙は僕たちの国や世界、そして地球の未来がどうであったらいいか、ということを考え、意思を表明し方向を示すということです。

にもかかわらず、現政権は経済政策が争点だ、などと言います。

たしかに経済は僕たちの生活にとって大切なことの一つです。

でも、ほんとうはもっともっと大切なことがあるのではないでしょうか。

それは国のあり方やかたちを考える憲法のこと。そして地球の未来を考えるエネルギー政策(原発問題)のことではないでしょうか。
なぜなら、国や地球が平和で持続することができないかぎり、いくら経済的に豊かになろうとも僕たちやこれから来る子どもたちは
存在することすらできないからです。

与党が今回の選挙で勝てば必ず憲法9条を失くすことを中心とした憲法改正を発議し、
戦争への準備を進めていくことでしょう。

僕は子を持つ親として、多くの若い学生に関わるものとして、どうしても戦争へと突き進むことが許せませんし、どんな理由があれ殺し合いはあってはならないと思います。

今回、田野辺さんは現政権の暴走を止めるべく職を投げ打ち、人生をかけて選挙にたったのだと思います。

きっと僕たちの国がふたたび戦争をすることのないよう、そして世界や地球の未来を思い国政に打って出ようとしているのだと思います。

そうした田野辺さんの想い、主張に僕は深く共感し、賛同の意思を示したいと思います。

武蔵野大学准教授 生井亮司(彫刻、美術教育哲学)栃木県在住

image