平成28年6月22日
たのべたかお 出陣式演説(全文)

みなさま、おはようございます。たのべたかおです。
今、大変温かい激励のお言葉を戴き、またみなさまから強いエネルギーを戴き、本当にどんどん力が湧いてきております。
 たのべたかお、わたくしの思いはみなさまと一緒です。

 栃木を変える。日本を変える。栃木から日本を変える。これしかありません。
日本をまっとうな国に戻さなければいけないのです。

今の安倍政権の政治は国民の声を聞いていません。国民の幸せを考えておりません。民主主義も失われ、平和も危くなり、また国民の暮らしがどんどん貧しくなっています。これを、国民の手に政治を取り戻し、国民のために政治が行われるようにしなければいけません。

まず参議院を変えなければいけません。参議院を「良識の府」に戻す。国会をまっとうな議論ができる場に戻す。そして政治を変えなければいけない。
 私たちはできます。私たちは政治を変えることができます。主権者である国民が政治を変え、新しい未来、本当に明るい未来をこどもたちのために築かなければいけません。

みなさん、本当にいい表情をされています。顔が明るいです。なぜでしょうか?

私たちが目指す未来が正しいからなんです。私たちの本当の幸せのための道だから、その道を歩む我々がいい顔をしているのは当たり前なんですよ。

本当に国民のための政治をしよう。民主主義を取り戻そう。憲法を守ろう。平和を守ろう。この大義、大きな正義のもとに、これだけの野党7党、そして連合とちぎ、県民ネットワーク48団体をはじめとして、多くの方々からご推薦を戴き、わたくし最初は全くの無所属の候補でしたが、これだけの新しい連帯のなかで、この出陣の日を迎えることができました。誠にありがとうございます。

 栃木を変える。日本を変える。安倍政権の政治を変えていく。まずやはり私たちの暮らしを豊かなものに変えなければなりません。安倍政権の政治は国民のためにお金を使ってはいません。

保育園が足りない。教育費も高い。だから大学進学が大変です。
そして働くひとの給料、実質賃金は5年連続でマイナス、そして非正規雇用は4割にもなり、非常に雇用の不安が拡がっています。

そして年をとっても年金は下げられ、そして介護施設も介護職員も足りない。本当に不安が続いています。こんなに将来が不安、人生が不安ならば、どうしたって「もの」を買わなくなります。だから「もの」が売れない。景気が良くならない。経済政策が間違いなんです。アベノミクスを変えましょう。経済政策を変えましょう。

所得を低いひとたちに移転し、働くひとたちの給料を上げ、安心社会をつくれば、雇用制度も安定させ、働く安心、そして老後の安心、教育の安心、子育ての安心を増していきましょう。そうした社会保障の充実、所得格差の縮小こそが本当の景気対策なんです。

みなさん、不安がなくなれば「もの」を買うようになるんですよ。将来が見渡せれば、しかも自分の仕事が安心できれば、働く安心社会がつくれれば、「もの」を買おう、食べよう、人生を楽しもう、そういう気になるんです。

だからアベノミクスは変えなければいけません。これは反対ではないんです。もう間違った政策をもとに戻すんです。反対ではなく、まっとうな道に戻す。

たのべたかおは、まっとうな経済政策、働くひと、国民の大多数のための経済政策に変えていきます。

 そして、たのべたかおは、平和を守ります。安保法案は憲法違反だけではなく、日本の平和を失う危ない法律なんです。

今まで日本は攻められたならば戦う、専守防衛を基本方針としてきました。しかし安保法は攻められていなくても戦う。外国に行って戦争をする、そういう法律です。

なぜ戦後71年続いてきたこの国の基本のかたちを変えるのか!?全く理解できません。
平和主義があったからこそ、世界と自由に貿易がし、世界から信頼され、日本は戦後発展をすることができました。それを失う理由は全くない。それを変える理由は全くありません。

わたくしは自衛隊は必要だと思っていますし、自衛力や日米同盟も必要です。しかし、外国に行って、自分から戦争をする理由も必要性も全くありません。外国で戦うための余分な武力も必要ありません。

それよりも大切なのは、国民生活を良くすることなんです。国民の声を聞く政治にしましょう。そういう政治に日本を変えていかなければならないんです。

たのべたかお、その他様々なことを変え、日本を守りたい。

TPP、あんなものを進める必要はない。アメリカ自身がTPPをやめようとしています。そうしたなか、なぜTPPの発効を急ぐのか?まだTPPの阻止は間に合います。

たのべたかお、TPPを阻止し、そして日本の農業、食品基準などの食品の安全・安心、日本の食文化を守ります。またTPPは、国民皆保険制度や薬価の法定制度なども危うくします。実勢価格が高くなる危険性がある。そうしたことも防がなければいけません。農業については、個別保障制度を復活させ、世界人口が増えていったときのためにも、食糧危機のためにも、日本の食糧の備えはやっていかねばならない。そのように思っています。

 また原発も、地震の国日本では、やはり将来に向けて段々と廃止していくべきです。2030年代の原発稼働ゼロに向けて努力していきます。そして塩谷町最終処分場、白紙撤回しかありません。活火山である高原山、こうしたところ、そして湧き水のふるさと・塩谷町に処分場をつくる理由はありません。理屈ではありません。これは白紙に戻していくしかありません。

 またLRT、宇都宮のLRT、やっぱりこれもまた市民の声を聞きましょう。国も国政も市民の声を聞かなければいけません。地方自治でも市民の声を聞く、そのためには住民投票を行い、それで決める。それで、住民の意見で決める。これが重要だというふうに思っております。

 基本は民主主義なんです。民主主義、民主主義とは国民が主人公であり、国民が政治を決めるということなんです。私たちの未来は、私たちで決めてまいりましょう。

わたくしは憲法を守ります。平和を守ります。基本的人権を守ります。こうした戦後日本をずっと繁栄させてきた原則を守る、守らなければいけないんです。これを変えるとか反対だとかいってることがおかしいんです。

こうして国政を変える。参議院を、もう一度言います、参議院を「良識の府」に変える。
参議院でちゃんと議論できる議員にわたくしはなります。まっとうな議論をする国会議員になります。

 そしてわたくしは、ふるさと栃木のために働きます。

栃木は素晴らしいところですよ、みなさんわかりますでしょう。自分たちのふるさとの素晴らしさ。自然は豊か。文化財も豊か。食べ物はおいしい。ものづくりはすごい発達している。技術もある。職人さんいっぱいいる。人材は豊富。東京も近い。交通網は発達している。

この栃木県、まだまだ潜在能力がいっぱいある。特に観光はもっと沢山の人が呼べる。沢山の外国の人に来てもらえば、もっと栃木はよくなるし、雇用も生まれます。

 わたくしは、わたくしの選挙区は栃木県全県です。栃木県全体のことを考える。それぞれの地方自治体、市町村を結び、栃木県全体を良くする政策を考える。わたくしは官僚とも議論できる。そのちからで栃木県を良くしてみせます。

NHK、東京大学、そうしたところで培ってきた経験、知識、そして人脈、こうしたものを栃木のために活かしていきたい。本当にそう思っています。

栃木を変える。栃木から日本を変える。
わたくしは、県民統一候補です。市民共闘候補です。みなさまとともに政治を変えます。
何卒ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。たのべたかおでございます。ありがとうございました。

※土田文様がテープおこしをしてくださいました。ありがとうございました。

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